3.人の自由な動き―港内の企業に雇用された外国籍の人材は、中国グリーンカードの発行を目標として、彼らの上海での戸籍取得についてもより一層の優遇措置が見込まれている。華中科技大学教授で自貿区研究センターの執行主任の陳波は「人の動きに関する政策は大きく伸展する可能性が高い。外貨管理等の内容はまだ確認を要する」と話す。
4.方案全体では、「域内関税対象外」の概念が最重要となる。これに対応するのが「一線開放、二線安全高効率、域内フリー」となる。
10月20日、上海出入国検査検疫局浦江局局長で党組書記の謝秋慧は「上海自由貿易港は『ネガティブリスト+違法以外干渉せず』の全体原則に従い、より高基準の単一窓口とワンストップ式の通関・集中監督管理モデルを構築し、政府の同モデルの革新を図る」と表明した。