トランプ米大統領が8-10日にかけて、中国を公式訪問する。トランプ大統領にとっては就任後初の訪中で、中国共産党第19回全国代表大会(第19回党大会)の閉幕後で初めて中米首脳会談が開かれる。新たな歴史のスタートラインに立つ、両国首脳の交流が世界から注目されている。
中米首脳がトップダウン設計の面で戦略的な高みから両国関係により多くの発展チャンスをもたらすことになる。
米新政権発足以降、中米首脳は会談・電話・通信などの手段により緊密な連絡を維持し、両国関係の発展を戦略的にけん引してきた。これにより中米関係は良好な発展の維持を実現した。両国首脳の共通認識に導かれ、中米高官が相互訪問し、各レベルの意思疎通と連絡が維持された。初となる中米外交安全対話、包括的経済対話、社会・人文対話、法執行・サイバー安全対話が開かれた。両国の経済・貿易、人文、科学技術などの交流と協力が着実に推進された。
今年4月の中米首脳会談で、両国首脳は友好協力について議論を掘り下げた。トランプ大統領の今回の訪問で、中国側は「公式訪問+」で厚遇し、かつ「特殊な計画」も立てている。これは双方の相互理解・友好促進への重視と期待を反映している。
中米には多くの共通する利益があり、協力が必要だ。食い違いと衝突を引き起こすのは、往々にして誤解と誤判断だ。世界最大の2つの経済体である中米は、協力とウィンウィンの新モデルを見つけなければならない。
世界は中米関係の健全な発展が、人類に新たな、より大きな貢献を成し遂げることに期待している。