露メディアは、中国科学院の専門家が超小型無人飛行機をテスト中であることを報じた。シューズボックスに入れられるほどの大きさで、高度9000~25,000キロで飛行できる。高いポテンシャルを持つこの技術は現在、試験段階にある。
露メディア「スプートニク」ウェブサイトの11月3日付記事によると、この無人機はテスト期間中に、高い上空にある気球から電磁式打ち上げ機を使って発射した。100キロ先の目標地点まで飛ぶことができた。現在、この無人機が実用化されるかは不明だ。また、飛行機から大量の映像を送る際に必要な電力源も装備していない。無人機の一部はエンジンもなく、実質的には一種のグライダーである。
いずれにせよ、このような飛行機にはポテンシャルがある。各国は現在、小型無人機の開発を競っている。軍事的には戦術的偵察に利用できる。これは深刻な問題である。小型なことから発見されにくい上、対空ミサイルよりコストが安い。
現在使用される小型無人機は速度が極めて遅く、飛行できる高度も低い。