日産自動車は来年より、高級車ブランド「インフィニティ」の3車種目となる新型SUVを、大連市で生産することになった。中国がインフィニティにとって米国に次ぐ第2位の販売市場であることから、日産は大連の既存の製造能力をフル活用し、中国での販売増につなげようとしている。ロイター通信が17日に伝えた。
日産はSUVの詳細や、同車種の具体的な生産計画を明かしていない。大連工場では現在、「エクストレイル」と「キャシュカイ」が生産されている。
インフィニティ中国法人の陸逸社長は、大連での生産計画について、インフィニティの中国市場へのコミットメントを強調すると述べた。
インフィニティの今年1-10月の中国での販売台数は3万7900台で、前年同期比15%増加した。世界販売台数は9%増の20万台。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2017年11月22日