VWが中国で100億ユーロ投資、新エネ車を開発・生産へ

VWが中国で100億ユーロ投資、新エネ車を開発・生産へ。

タグ:フォルクスワーゲン 中国 100億ユーロ投資

発信時間:2017-11-21 14:43:57 | チャイナネット | 編集者にメールを送る


 フォルクスワーゲン(VW)は16日、2025年までに中国で100億ユーロを投資し、電気自動車(EV)とハイブリッド車(HV)を開発・製造し、中国で強まる規制に対応すると発表した。ロイター通信が16日に伝えた。

 

 VW中国総裁兼CEOのヨッヘム・ハイツマン氏は「当社は今後3年間で新エネ車15車種を発売し、2025年以降にさらに25車種を発売する」と述べた。中国の自動車メーカーは2019年までに新エネ車の最低生産台数と販売台数を満たさなければならない。これにより各社が中国でのEV製造を急ぎ、新車種を発表している。この最低台数を満たせなければ、その分だけ違約金を支払わなければならない。

 

 VWの広報担当者によると、同社は中国で新エネ車を10車種弱発売している。しかしすべて輸入車のため、販売は振るわない。ハイツマン氏は広州モーターショーの前日「当社は2020年までの毎年、中国で新エネ車を40万台販売する。2025年までの毎年、150万台を販売する」と述べた。新エネ車とはEVと高度に電気化されたプラグインハイブリッド車(PHV)のことだ。

 

 ハイツマン氏は「一部の新エネ車の航続距離は400-600キロに達する」とも話した。テスラの「モデルS」は490-632キロで、この差はバッテリーの容量で出る。

 

 ハイツマン氏は「当社は中国合弁会社と十分な数の新エネ車を生産し、2019年までに最低台数を満たす自信を持っている」と強調した。



 

「中国網日本語版(チャイナネット)」 2017年11月21日

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