IoT(物のインターネット)の急速な発展が、万物がインターネットにつながる時代へといざなっている。この数年、次世代製品としてスマートホームが急速に存在感を増しており、産業界がシェアの獲得を狙っている。
世界的な市場研究機関であるStrategy Analy1ticsが最近発表した研究レポートによると、2020年にスマートホームはIoTの更なる発展のカギとなり、IoTとつながるデバイスの数は500億に上ると予測する。専門家は、スマートホームは大きな将来性を持ち、今後はIoT市場の主要エンジンとなると予測している。
IoTの発展のカギはスマートホーム
Strategy Analy1ticsのレポート「コネクテッド・ワールド:将来のIoT成長のカギとなるスマートホーム」によると、企業は近年、一貫してIoTのカギとなる市場を探してきた。しかし長期予測からみて、2020年にIoT設備市場が増加する主要エンジンはスマートホームになるという。その時、IoTとつながるデバイス数は500億に上ると予測している。
同レポートは、IoT設備市場において、スマートホームが2021年にスマホを超えるとしている。IoT市場は2017年に17%増加するが、2021年には年間増加率が9%に鈍化する。企業IoTは現在、ネットおよびIoTデバイス全体の52%を占めている。