中国証券監督管理委員会は先ごろ、第17回IPO監査委員会就任式を行った。中国証券監督管理委員会党書記で主席の劉士余氏、同委員会党委委員で中央規律委員会駐証券監督管理委員会監査グループ長の王会民氏が出席し、基調講演を行った。同委員会党委委員で主席補佐の宣昌能氏が司会を務めた。就任式では、宣昌能氏が同委員会の第17回IPO監査委員会就任者の発表を行った。同委員会の指導者が、各委員に招聘状を手渡した。続いて第17回IPO監査委員たちが宣誓を行った。
劉士余氏は、「新しい監査委員たちの仕事は神聖な使命を持ち、人々の期待が集まるものであり、乗り越えるべき問題が多い。IPO監査委員会と各委員の監督メカニズムを強化しなければならない。監督管理以上に必要なのは信頼だ。監督メカニズムの完備は、資本市場の安定した健康的な発展に必要な土台となる。監督管理委員会党委は、IPO発行とM&A再編成監査委員会の設立をすでに決定した。
同委員はIPO、再融資、M&A再編成について全面的な監査を行う。委員たちの仕事に対しても360度の全面的評価をする。健全な監督メカニズムを構築するために、聖域を持たず、全面的に、容赦なく、徹底的に追求していく。そして質を重視していく。プロフェッショナルに徹し、法律に基づきながら企業の悪い問題を防ぐ」と述べる。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2017年11月23日