新興サービスが相次いで出現し、「サービス購入」が消費の新たなトレンドとなった。個人トレーナーの指導による2時間のトレーニングは、上海楊浦区の某金融企業社員、郝杰さんにとって週末の「必修科目」だ。彼女は、1時間当たり300元を払う価値があると考えている。「健康にお金を使うことは、全然もったいなくない」。第1-3四半期の個人1人当たりの医療・保健と教育・文化・娯楽向け支出はそれぞれ13.2%、8.9%増加した。
新供給と新消費がテコとなって中国経済を動かす。第1-3四半期のGDP成長率に対する全国最終消費支出の貢献率は64.5%に達し、前年同期より2.8ポイント上がり、資本形成の貢献率を31.7ポイント上回って、引き続き最大のエンジンとなっている。商務部の責任者は、供給側構造改革のプラスの効果がさらに表れると同時に、個人所得の伸びと社会の就業状況が高い水準を維持すれば、中国の個人消費の潜在力が十分に引き出され、消費市場が比較的高い成長率を保つとの見方を示した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2017年11月28日