中国とオーストラリアの政府関連部門は、先般、オーストラリア産の桃・スモモ・アンズ等のサネ付き果物の対中国輸出をめぐる取り決めに調印した。オーストラリアの果物栽培農家の経営発展に利益をもたらすと見られる。
この取り決めは、中国・オーストラリア自由貿易協定に基づいた、昨年のオーストラリア産ネクタリンの中国市場参入許可後のさらなる両国間貿易利便化措置である。
中国・オーストラリア両国はさらにオーストラリア産サクランボ・葡萄・柑橘類果物の対中輸出利便化事項についても協議をしている。データによれば、2016以降のオーストラリア産サクランボ・葡萄・柑橘類果物の対中国輸出額はすでに2.3億オーストラリアドルに達している。
中国・オーストラリア両国が2015年に調印した自由貿易協定に基づけば、2018年1月までに、オーストラリアの夏果物の大部分の対中国輸出関税の税率が協定調印前の約10%から2%に引き下げられる。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2017年11月30日