3日午後の第4回世界インターネット大会世界インターネット先進科学技術成果発表会において、「ファーウェイ3GPP 5Gプレ商用化システム」「マイクロソフト小氷ーー感情計算AI」「北斗衛星測位システム」「摩拜乗り捨て型スマートシェア自転車」、アップルの「AR Kit」など18件のハイテクが、来場者に衝撃を与えた。この18件の成果のうち、中国チームが開発したものが6割以上を占めている。
中国衛星測位システム管理弁公室の冉承其主任は「効率的で正確な時空サービスをめぐり、北斗が中国のプランを打ち出そうとしている。北斗はセンチ級高精度測位サービスを提供可能だ」と話した。
ファーウェイの徐直軍・輪番CEOは「以前は他者に追随していたが、中国は5G時代のリーダーになる。ファーウェイ3GPP 5Gプレ商用化システムはワイヤレスネットワーク、基幹ネットワーク、中核ネットワーク、チップ、CPEなどのエンドツーエンド製品及びソリューションプランの構築、試験・検証を終えている。商用化の成熟度と製品性能などで、全面的に世界トップ水準に到達している」と述べた。
マイクロソフトのハリー・シャム上級副社長は「小氷は中国で生まれ、世界に進出しようとしている。小氷はすでに日本、米国、インド、インドネシアで事業展開している。小氷は2014年に中国で生まれ、科学技術史上最大規模のAI感情計算枠組みシステムになった」と紹介した。
同じく中国から世界に進出したのは、シェア自転車サービスの摩拜単車(Mobike)だ。同社の王暁峰CEOは「当社は中国を含む12カ国に進出しており、世界のユーザー数は2億人以上に達している」と説明した。
今年の世界インターネット大会は、中国、米国、英国、ドイツ、フランス、スウェーデン、アイルランド、フィンランド、韓国などから前年の倍となる約1000件のインターネット分野先進科学技術成果を集めた。国内外の有名専門家44人の推薦委員会が投票し、上述した18件の成果を選出した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2017年12月4日