中央国債登録決済有限責任公司が4日に上海本社の設立を発表した。これにより、人民元建て債券越境発行センター、人民元建て債券越境決済センター、中国債券担保業務センター、中国債券価格評価センター、上海データセンターのそれぞれの機能をもつ5つのプラットフォームが上海に集まり、世界の人民元建て債券市場にサービスを提供することになった。新華社が伝えた。
新会社の中央決済公司は国の核心的金融インフラであり、中央政府の委託管理システムが債券市場運営の土台であり、金融市場開放の窓口になる。同公司が上海に本社を設立したのは、上海国際金融センター建設に全面的に対応した重大な決定であり、中国債券市場の革新発展に向けた重要な措置でもある。
同公司は国務院が認可・出資して設立された国有・独立資本・中央政府直属の金融企業。2016年までに、同公司が登録して委託管理する各種金融資産は91兆9千億元(1558兆8703億円)に上り、前年比19兆元(約322兆909億円)増加した。(編集KS)
「人民網日本語版」2017年12月6日