韓国の大手菓子メーカー、オリオンは現地工場の再編や販売促進費の削減などにより業務の効率化を図った。同社の責任者は、工場はこれまでに相次いで操業しているとして、来年の中国での業績見通しに楽観的な見方を示した。
韓国の製麺、インスタント食品、スナック菓子メーカーの農心も中国で20年余りにわたって積み上げてきた評判や、中国の消費者の好みに合わせた商品を販売してきた実績があり、影響力を拡大している。
韓国のSK証券は、農心の海外売上高比率(海外での売上高が全体に占める比率)は20%に上ると分析。将来的に農心の米国と日本での市場シェアはさらに拡大する見込みで、中国での売上も来年1-3月期から大幅な改善が見込めるとの見通しを示した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2017年12月11日