ホテルやレストランについては、中国・モルディブ自由貿易協定の規定によると、中国側のサービス業投資家は、モルディブでホテルやレストラン、バー、カフェなどを提供する宿泊施設やレストランのサービス機関を設立し、モルディブの現地人と全世界の観光客にサービスを提供することが可能で、現地のサービスサプライヤーと同等の待遇を享受できる。これによって、モルディブを訪れる中国人観光客は、中国ブランドのホテルやレストラン企業が提供するサービスを受けられる。
両国の観光当局は、コミュニケーションと協力を強化することで合意した。観光地の宣伝・プロモーションを共同で進め、両国の観光政策や法律・法規に関する透明性の向上、観光客保護の協力強化を図り、中国人観光客に対する利便性と質の高いサービスの提供を目指す。
航空サービスでは、中国側が交渉の過程でモルディブ航空当局と企業に対し、中国での詳細な経営指針と提案を示した。モルディブ側が中国側の航空管理当局と協力し、モルディブの航空会社を使って現地を訪れる中国人観光客により質の高いサービスを提供することを後押しする。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2017年12月11日