中国商工業界、グローバル経済ガバナンスの発言権と影響力が拡大

中国商工業界、グローバル経済ガバナンスの発言権と影響力が拡大。

タグ:中国商工業界

発信時間:2017-12-15 10:48:29 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

 中国国家電網公司と中国国際商会が共同主催する「B20中国工商理事会2017年年次総会及び‘一帯一路’対話会」が12月12日、中国の北京で開かれた。国家電網公司董事長、B20中国工商理事会主席の舒印彪氏は、B20中国工商理事会が設立から半年余りで、G20在中国大使対話会やB20エネルギー効率・気候変動学術サロンなどのイベントを開き、広範な交流を行って政策提案を打ち出したと紹介。中国企業の積極的な取り組みや実務的で責任ある姿勢を示し、グローバル経済ガバナンスにおける中国商工業界の発言権と影響力を向上させたとの見解を示した。

 

 B20は、G20の枠組み下で国際経済・貿易規則制定に参与する重要なプラットフォームとなる。B20会議やビジネス協力活動に対する中国企業の積極的な参与を効果的に支えるため、中国国際貿易促進委員会(貿促会)を中心にB20中国工商理事会の設立が進められた。今年5月5日、B20中国工商理事会は正式に設立され、国家電網公司董事長の舒印彪氏が初代の理事会主席となった。同時に、300社を超える中国企業が理事会メンバーとなり、メンバー企業は中国各界のリーダーで全体のレベルが高く、国際的な影響力も大きい。

 

 B20中国工商理事会の設立により、中国企業の知恵を結集し、中国企業の主張を反映した持続可能な発展の保障メカニズムを提供している。今年7月にドイツのハンブルクで開催されたG20サミットでは、市場開放を継続し、保護主義に反対し、世界貿易機関(WTO)を支持するコンセンサスがまとめられた。それに先立つ5月にベルリンで開かれたB20サミットは、2017年B20政策提言レポートをまとめ、経済グローバル化による市場開放の推進を呼びかけ、G20の成果につながる政策提言を行った。

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