中国民生部は先ごろ、政府関連部門が共同で、国家リハビリテーション補助器具産業総合イノベーション試験地区12カ所を認める通達を出したことを明らかにした。中国の高齢者、身体障害者、傷病人による多岐にわたるリハビリ補助器具配置サービスの需要を満たすことが狙い。
この試験地区12カ所は、河北省石家庄市、河北省秦皇島市、内蒙古(モンゴル)自治区呼和浩特(フフホト)市、黒竜江省斉斉哈尔(チチハル)市、江蘇省常州市、浙江省嘉興市、江西省赣州市、山東省煙台市、山東省泰安市、広東省深圳市、四川省攀枝花市、甘粛省蘭州市(蘭州新区)となっている。
民生部などは、試験地区の試験任務として5項目を定めた。
一、産業集積発展を促進し、国際競争力と影響力を持つリーディング産業を育成する。
二、サービスネットワーク建設を強化し、多様な主体、広いカバー範囲、高いアクセシビリティを持つリハビリ補助器具配置サービスネットワークを確立する。