中央経済工作会議、マクロ調整の「新表現」に注目

中央経済工作会議、マクロ調整の「新表現」に注目。

タグ:中央経済工作会議 マクロ調整 新表現

発信時間:2017-12-21 16:09:04 | チャイナネット | 編集者にメールを送る


 年に1度の中央経済工作会議が18−20日にかけて開かれた。中国共産党第18回全国代表大会(第18回党大会)以降の経済発展の歩みを振り返り、2018年の経済活動を手配した。今年はマクロ調整に関するどのような「新表現」と新たな見所があったのだろうか。

 

 「通貨供給の元栓を管理する」

 

 中央経済工作会議は「積極的な財政政策、穏健な金融政策を実施する」とした。

 

 中央経済工作会議は、穏健な金融政策は中性を維持し、通貨供給の元栓を管理し、信用貸付及び社会融資規模の合理的な成長を維持し、地方政府の債務への監督管理を強化する措置を講じるとした。

 

 今年の中央経済工作会議はマクロ調整の別の重要な面として、積極的な財政政策の方針を変えず、財政支出構造を調整・改善し、重点分野・プロジェクトへの支援を維持し、一般性支出を引き締め、地方政府の債務管理を着実に強化するとした。

 

 「法律・規則違反の金融活動を撲滅」

 

 システマティックな金融リスクの防止は、金融活動の永遠のテーマだ。中央経済工作会議はこの5年間に渡り、経済リスクへの警戒を注目点としているが、表現には差がある。

 

 特に今年に入ると、ネット金融を始めとする金融リスクが集中的に露呈している。P2Pプラットフォームのリスク管理、ネット小口ローン、デジタル通貨などのリスクへの監督管理はまだ継続推進の段階にあるが、金融への監督管理を強化する流れが生じている。

 

 今年の中央経済工作会議は、金融リスクの予防について「システマティックな金融リスクを起こさないという限度を守りきる」「金融と実体経済、金融と不動産、金融システム内の好循環の形成を促し、重点分野のリスク防止・処置を徹底する。法律・規則違反の金融活動を断固撲滅し、手薄な分野への監督管理制度の制定を急ぐ」とした。

 

 住宅制度:多様な供給主体の形成を加速

 

 中央経済工作会議はまた、2018年の中国不動産市場の発展方針を示し、「多様な供給主体・保障ルート、リース方式・買い上げ方式の併用」と指摘した。

 

 具体的に見ると、住宅リース市場、特に長期リースを発展させ、リースによる合法的な権益を保障し、専門化・機構化住宅リース企業の発展を支援する。不動産市場の平穏かつ健全な発展を促進する長期的・効果的メカニズムを整備し、不動産市場抑制策の連続性と安定性を維持し、中央と地方の分権を明らかにし、差別化抑制を実施する。

 

 対外開放:市場進出条件を秩序正しく緩和

 

 今年の中央経済工作会議は、全面的開放の新構造の形成を推進するとした。開放の範囲とレベルをさらに拡大し、開放的な思想と観念、構造と計画、体制・メカニズムでさらなる拡張を目指す。市場進出条件を秩序正しく緩和し、進出前国民待遇+ネガティブリストの管理モデルを全面的に実施し、ネガティブリストのスリム化を続ける。外資関連法律の改善に取り組み、知的財産権の保護を強化する。

 

 第5回全国金融工作会議は、金融対外開放を拡大すると指摘した。第19回党大会の報告も「全面的開放の新構造の形成を推進する」とし、かつ「中国の開放の扉が閉ざされることはなく、ますます大きく開かれるのみだ」と指摘した。中国はこれまでも、金融の対外開放に関する一連の措置を打ち出してきた。例えば中国外交部は今年、中国は金融業の進出条件を大幅に緩和すると発表した。現在まで銀行業、証券・ファンド業、保険業の市場進出条件がやや緩和されている。

 

 貿易関連会議のコミュニケでも、「貿易のバランス化を促進し、輸出の質と付加価値の向上への重視を強め、輸入を積極的に拡大し、一部品目の輸入関税を引き下げる。サービス貿易の発展に力を入れる。自由貿易試験区改革の試行の推進を継続する。対外投資を効果的に指導・支持する」とされた。



「中国網日本語版(チャイナネット)」 2017年12月21日

 

 


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