これと同時に、国民の獲得感と幸福感が顕著に高まった。2012~2017年の全国の住民1人当たり可処分所得の増加率は年平均6.9%となる見通しだ。中国の家庭エンゲル係数、全国住民の消費支出に占める食品・タバコ・酒の割合は2016年には30.1%にまで下がり、すでに「より富裕」に属している。2017年に全国の農村貧困人口はさらに1000万人以上減り、絶対的貧困との決別まであと一歩を残すのみとなった。世界銀行のデータベースと基準によると、中国の1人当たりGNIは2012年の6338ドルから2017年には8600ドルに増加する見通しだ。
そればかりか、中国は生態環境も明らかに好転している。第12次五カ年計画で定めた資源生態環境節約指標は、全て超過達成した。第13次五カ年計画の最初の2年も、年次計画を超過達成した。中国はかつてない大きさの決意・力・成果でエコ文明建設を推進している。
要するに、第18回党大会以降の中国経済の歴史的成果と歴史的変革は、小康社会(ややゆとりのある社会)の全面的完成に最終勝利するための確かな保障を提供し、新時代に新たな征途を開くための重要な基礎を固めたのだ。(編集NA)
「人民網日本語版」2017年12月24日