ジンバブエ・カリバナンアン水力発電所拡張プロジェクトの最初のユニットが24日深夜、初めて順調に送電を開始した。この中国企業はジンバブエ最大の水力発電プロジェクトで段階的な成果を勝ち得たと言える。
プロジェクトを施行した、中国水力発電建設集団カリバナンアン水力発電所拡張プロジェクトの責任者によると、このプロジェクトは2013年工事が開始され、元来6台あったユニットの基礎の上に新しく2台の15万キロワットの水力タービン式発電ユニットを備え付け、水力発電所の設備容量を75万キロワットから105万キロワットにまで高めた。
このプロジェクトは中国水力発電建設集団国際工事有限公司が建設したもので、プロジェクトのEPC契約額は約3.55億ドルで、その中の3.19億ドルが中国輸出入銀行の信用貸付により、その他はジンバブエの出資によるものである。
この責任者は、「プロジェクトの第二台目のユニットは来年3月に工事が完了する。二台のユニットが送電を開始した後、ジンバブエに20%から30%の電力供給増加を見込め、この国の電力不足に大きく寄与する」と述べた。