中国の自由貿易区戦略、来年は「豊作」の年に

中国の自由貿易区戦略、来年は「豊作」の年に。

タグ:中国 自由貿易区戦略

発信時間:2017-12-27 16:39:49 | チャイナネット | 編集者にメールを送る


 張氏は2018年について「来年は10の自由貿易区の交渉を行い、10の共同フィジビリティスタディを推進する。我々の努力により、2018年にさらに多くの成果を手にし、自由貿易区建設の豊作・収穫の年にしたい」と話した。

 

 情報によると、商務部はこれからRCEP、及びイスラエル、スリランカ、湾岸協力会議、パキスタン、シンガポールなどの自由貿易協定の交渉、もしくはグレードアップ交渉を積極的に推進する。同時にパナマ、パレスチナ、モンゴル、スイス、ペルーなどの国の自由貿易協定をめぐる共同フィジビリティスタディもしくはグレードアップ共同研究に取り組み、アジア太平洋貿易協定(APTA)の新たな交渉を推進する。周辺に根ざし、「一帯一路」(シルクロード経済ベルト、21世紀海上シルクロード)及び世界に広がる高基準自由貿易区構造の形成を推進していく。

 

 うち注目されているRCEPの交渉については、実質的な進展が期待できる。2016年現在、RCEPの16カ国は世界人口の約半数を占めている。GDPは31.6%、貿易額は28.5%で、対外直接投資の5分の1を導入している。RCEP交渉は2012年から5年間続いており、これまで20回の正式交渉もしくは複数回の長官クラス交渉が行われており、今年11月には初の首脳会議が開かれた。

 


 張氏によると、RCEP交渉は着実に推進中で、貨物貿易、サービス貿易、投資などの市場進出に大きな進展があった。またRCEP交渉参加国の発展水準には大きな差があり、一部の問題は解決に一定の時間が必要だという。しかし張氏は「全体的に見ると、来年は実質的な進展を得る自信がある。一日も早く成果を手にしたい」と述べた。



中国網日本語版(チャイナネット)」 2017年12月27日


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