フランスの複数のメディアが、「世界最大の旅客機A380は消滅の危機に直面するのか」と伝えた。フランスの『Les Echos』は15日、エアバスが「エミレーツ航空が注文を増やさなければ、エアバスはA380の生産を停止する」と脅したと伝えた。
フランスの『L'Express』によると、エアバスの販売マネージャーは、「エミレーツ航空は世界で唯一A380を年間6機注文する航空会社で、安定した販売契約を結べなければ、A380の生産を停止するしかない」と率直に話した。『Les Echos』によると、エアバスのブレジエCEOは、「エミレーツ航空はA380の『生活の親』のようなもので、同社が注文した140機のうち、エアバスは102機を交付した。全世界で長期的にこれほどの注文数を維持するのはエミレーツ航空だけ」と強調し、数日または数週間以内に新しい調達契約に合意する方向でエミレーツ航空と交渉すると話した。しかし、新しい契約を結ぶ前に、エアバスはA380の年間生産量を15機から6機に減らした。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2018年1月18日