オーストラリアエネルギーコンサルティング会社(EnergyQuest)が16日発表したレポートによると、2017年のオーストラリアの液化天然ガス輸出量が2016年より26.3%増の5680万トンに達し、史上最高を記録した。
レポートによると、オーストラリア液化天然ガス輸出量増加の主な原因は、原油価格の上昇と中国の需要増加である。2017年、オーストラリアの中国向け液化天然ガス輸出量は、その前年の1240万トンから1750万トンに膨らんだ。
「現在、中国はオーストラリア第二の液化天然ガス輸出市場となっており、オーストラリアは中国最大の液化天然ガスの供給国である」と、EnergyQuest最高経営責任者(CEO)のグラハム・ベシューン氏が話す。