自動車産業の未来、中国が左右=独紙

自動車産業の未来、中国が左右=独紙。

タグ:自動車

発信時間:2018-01-23 13:41:34 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

 22日付独紙ビルトは、「自動車産業の未来、中国が左右」と題した記事を掲載した。要旨は下記の通り。

 

 交通手段を車とする人は欧州で7割、米国で8割に達する。しかし中国では、鉄道輸送がやや上回っている。この現状は長くは続かない。フォルクスワーゲン(VW)が先週発表した販売データは、この変化を示している。VWの2017年の世界販売台数は1070万台だが、中国だけでも418万台に達した。ドイツ本国では128万台のみ。VWのハーバート・ディエスCEOは先ほど「都市部で深刻な渋滞が発生しているが、中国人はマイカーを欲しがっており、この願いを実現するため努力している」と述べた。

 

 ノイシュヴァンシュタイン城で慌ただしく記念撮影し、モーターショーで車のガラスのサイズを測る中国人を見れば、きっと笑ってしまうはずだ。しかし自動車産業でこれを笑う人はいない。自動車の未来は、中国が決めるからだ。中国のオーナーは若く、新技術に対して開放的で、SNSを好む。これらの特徴は、自動車産業の未来の発展の流れを決めている。例えば中国のネットショップではこのほど、「自動車自動販売機」が発売された。購入者がボタンを押し、10%の頭金を支払うと、新車が5分後に届けられるのだ。中国は自動運転とAIの自動車への応用で、世界の先頭を走っている。

 

 また中国のEV、PHVの販売台数は世界一だ。ドイツ自動車管理センターが先週発表したデータによると、中国では昨年、EVとPHVが合わせて78万台弱販売された。これは米国の4倍弱に相当する数値だ。一部の評論家はこれを、政策がけん引するブームと判断するかもしれないが、世界の自動車企業の革新を加速させている。また中国の一挙手一投足が、自動車産業の未来の発展をけん引することが分かる。


 「中国網日本語版(チャイナネット)」 2018年1月23日


 


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