中国の新エネ車産業は近年、規模が持続的に拡大しており、政策が着実に推進されている。先ほど北京で開かれた中国EV百人会フォーラム2018において、中国工業・情報化部の苗圩部長は「中国の2017年の新エネ車生産台数は79万4000台、販売台数は77万7000台で、3年連続で世界一になった」と発表した。
苗部長は中国の新エネ車産業の最新の進展を総括した際に「中国の新エネ車技術水準が大幅に向上した。乗用車主流車種の航続距離は300キロ以上に達し、世界先進水準に達している。トップ企業のバッテリーのエネルギー密度が大幅に上昇し、価格が低下を続けている」と述べた。
同時に、企業の実力も大幅に強化された。中堅完成車企業は新エネ車開発体制を整えている。新エネ車完成車とバッテリーの中堅企業の研究開発費が占める割合は8%以上に達しており、業界の世界平均水準を上回っている。
関連環境について、中国の充電網の整備が着実に推進されている。2017年末現在、全国で公共充電スポットが21万4000カ所設置され、前年比51%増となった。保有量は世界一。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2018年1月23日