国務院新聞弁公室が7日に開いた記者会見で、中国交通運輸部の李小鵬部長は「小康の道において、どの地方であっても、交通を理由とする脱落を絶対に許さない。この5年間で貧困地域の交通インフラが大幅に改善され、4万5000の貧困地域村の道路が舗装された。今後は政策と資金の支援を強化し、貧困地域のより良い条件を整える」と述べた。
2019年末までに郷鎮及び村の道路を舗装
農村道路は農家の富の創出、農村の興隆、農業の発展に関わる。第18回党大会以降、中国で新設・改築された農村道路は127万5000キロに達し、バスが通るようになった村が毎年5000以上増加した。全国農村道路総延長は396万キロに達し、郷鎮の99.2%、村の98.3%にアスファルト・コンクリート道ができた。郷鎮の99.1%、建制村の96.5%にバスが通った。
経済が発達している地域と比べ、一部の極度貧困地域は自然条件が劣り、道路建設の難易度とコストが高くなっている。交通運輸部は、2019年末までに条件を揃える郷鎮及び村の道路を舗装し、2020年までに貧困地域国家高速道路主線をほぼ貫通させ、条件を揃える県城で2級以上の道路を建設するという目標を打ち出した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2018年2月8日