国際通信大手、平昌で5Gデビューを見守る

国際通信大手、平昌で5Gデビューを見守る。

タグ:平昌 5G

発信時間:2018-02-09 11:34:19 | チャイナネット | 編集者にメールを送る


 平昌冬季五輪の期間中、通信大手は韓国に飛び、5Gサービスの世界デビューを見守る。彼らは平昌冬季五輪における5G応用サービスの状況を視察し、韓国の通信企業との協力を強化し、2019年の5G商業化発展初期に向け準備を整える。

 

 ノキア、インテル、エリクソン、ファーウェイなどの取締役が冬季五輪中に韓国に飛び、通信企業のKT、サムスン電子などの韓国企業と緊密に連携する。特にノキアは5Gに強い興味を占めている。ノキア取締役は昨年9月、KTの黄昌圭会長と会談し、5G技術の発展とさらなる協力について議論を掘り下げた。ノキアのLauri Oksanen氏はインタビューに応じた際に、「当社は江原道平昌に焦点を絞っている」と述べた。ファーウェイ消費者事業責任者の余承東氏も平昌に飛ぶ予定であり、韓国の通信企業と5G契約を結ぶ可能性がある。

 

 KTの「5G-SIG」規格、サムスン、ノキア、クアルコム、エリクソンが共同開発する平昌冬季五輪5G規格は、世界の標準化を牽引する。ある業界関係者は「平昌冬季五輪5G試験サービスが用いる5G-SIG規格は、5G標準化の未来の方向性を示す。これは平昌が注目を集めている理由だ」と話した。

 

 通信業界の大手のほか、ICT業界(情報・通信技術業界)の大手も平昌に注目している。グーグルのサンダー・ピチャイCEO、アマゾンのジェフ・ベゾスCEO、中国最大のIT企業・百度の張亜勤総裁も韓国を訪問する。アリババ・グループの馬雲会長も開幕式に出席する可能性がある。平昌冬季五輪は、アリババが五輪世界スポンサーになるための第一歩だ。

 

 平昌冬季五輪は、コンシューマー・エレクトロニクス・ショー(CES)、モバイル・ワールド・コングレス(MWC)に匹敵する、ICTの競争の場になるかもしれない。開催期間中には、人工知能(AI)サービス、仮想現実(VR)技術、拡張現実(AR)、モノのインターネット(IoT)、UHD技術(超高画質動画技術)が展示される。観客はAIの翻訳サービスを利用でき、また仁川国際空港や平昌・江陵地区で、VRデバイスを使い観戦できる。開催期間中にはさらに世界初の超高画質地上デジタル放送が行われる。



「中国網日本語版(チャイナネット)」2018年2月9日

 


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