中国人民政治協商会議第13期全国委員会第1回会議の記者会見が3月2日午後4時30分、人民大会堂1階のプレスホールで開かれ、王国慶報道官が国内外のメディアに大会に関する状況を紹介し、記者の質問に答えた。
経済日報の記者の「政協委員は現在の中国の経済情勢、新時代における中国の経済成長見通し、際立つ“高品質”の経済をどのように評価、分析しているか」という質問に対し、王国慶報道官は以下のように答えた。
2017年に中国はまずまずの経済状況となった。経済規模は82兆元を突破した。これは世界GDPランキング5~10位のイギリス、インド、フランス、イタリア、ブラジル、カナダの合計に相当する。6.9%という伸び率は世界の主要経済圏の中で申し分ない。全国政協が1月に開いたマクロ経済情勢分析座談会で、委員たちは昨年は国内外の情勢が複雑だったが、中国の経済成長は良好で予想を上回り、動向、雇用、物価、国際収支が安定したと同時に、構造合理化、エネルギー転換、効果向上の動きが目立ったと考えている。
2018年について、委員たちは引き続き良好で安定した上昇が中国の経済成長の主な動きになると見ている。中国経済は質の高い発展という新時代に入り、委員たちは、経済を成長させるには新時代の社会の主な矛盾の変化に目を向け、急成長から質の高い発展への転換の内包と特徴をしっかりと把握し、質と効果を高め、発展方式の転換が特に重要だと考えている。