インドのスマホ売上ランキング上位に中国ブランドが9台

インドのスマホ売上ランキング上位に中国ブランドが9台。

タグ:スマホ 消費者

発信時間:2018-03-04 09:00:00 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

 OPPOと同様にシャオミも、インド市場の特徴を踏まえたローカル対応を行っている。シャオミ高級副総裁の王翔氏は、「シャオミはインドのユーザーのために特殊なOSを設計した。インドの鉄道カードなど利便性の高い機能を搭載すると共に、電流が不安定であることによる問題を防ぐための特製充電器を作った。インドは気温が高い。電池の過熱化を防ぐため、スマホに特別なコーティングを施した。さらに、デュアルSIM+1にして2つのSIMカードとメモリーカードを使えるようにし、インド人の映像視聴ニーズに応えた」と述べる。


 インドのモディ首相が提唱する「Make In India」や、引き上げが続く輸入スマホへの関税といった要因から、図らずともシャオミとOPPOは両社共にインドで工場建設を行っている。李炳忠氏は、「OPPOはインド北部のノイダ市で組み立て工場を建設した。年間生産量は1000万台で、現地従業員を新たに4000人以上雇用している。第2工場も建設を終え、間もなく生産に入る。また、現地政府と工業パーク建設の長期契約に関する覚書にも調印した。現在、インドで販売されるOPPOのスマホは全てインドで生産されている」と述べる。


 シャオミのインド総経理である馬度氏は、「シャオミは現在までに3つの工場を建設している。特に2017年3月に建設された第2工場では、現地の100の村から6000人あまりを雇用しており、女性従業員は90%以上に上る。現在、インドで販売されるシャオミ製品のうち95%がインド生産によるものだ」と話す。


 インドで中国ブランドは、市場シェアを拡大させていると同時に、高品質の製品を通じて「メードインチャイナ」を再定義している。中国スマホメーカー海外進出は、インドで最初の成果を収めた。


「中国網日本語版(チャイナネット)」 2018年3月4日

 

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