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発信時間：2018-03-06 09:33:53 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

　2017年末に開かれた中央経済活動会議で、「中国の経済発展は新時代に入った」との判断が示され、「その特徴は、中国経済がすでに高速成長の段階から質の高い発展の段階に転換したことだ」と指摘された。中国の経済発展の新時代とはどのようなものだろう？3月4日の全国政協第13期第1回会議経済分科会で、中国経済の最前線に立つ130名の実践者と観察者が中国の経済発展の新時代をどう捉えているか、そのアウトラインを示した。

　経済分科会の委員が携わる産業は、山場を越えて新旧原動力の転換を完了したものもあれば、大きな改革を終えて新たな道に踏み出したものもある。ある委員は学者として、新時代の発展に向け意見を上申し策を献じる。変革の波頭に立つ委員達は、新時代の力を発揮すべき方向を感じ取りつつ、より持続可能な成長モデル、よりよいビジネス環境、より強力な民生保障、より高い監督管理レベルなどをめぐり熱い議論を交わした。

　全国政協委員、国務院発展研究センターの副主任である王一鳴氏は、「これまでは国家の産業政策が経済の司令塔としての役割を担ってきたが、今後は市場の競争原理に基づく成長に一段と重心を移す必要があるかもしれない」との見方を示した。そのうえで、「百度、テンセントなどの企業はいずれも産業政策の恩恵に依存せず、市場の需要に応じて製品やサービスを改善している。質の高い発展というものは、こういった市場の源泉と動力から生まれる必要がある」と指摘した。

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