中国国家郵政局は先般、『2018年2月中国宅配便発展指数レポート』を発表した。それによると、2018年2月、中国の宅配便発展指数は86.7で、前年同期比で7.7%下降した。春節休みの影響で宅配便サービスはオフシーズンに入った。発展規模指数と発展能力指数も共に下降した。
2月、宅配便発展規模指数は74.3で、同24%下降した。宅配便業務量は17.5億件で、同25.2%減。宅配便業務収入は226億元で同22.7%減。春節期間中の全業務量は累計で6822万件、昨年の春節に比べ30%以上増。
宅配便発展趨勢から見ると、2月の指数は73.3で同0.7%上昇。資本市場見通しから見ると、2月の資本市場全体が下降傾向(上証指数の前期比4.6%下降、深セン成分指数は前期比で7.2%下降)にあり、3月の宅配便成長率予想は下降し、前期比で4.4%減となっている。
春節以降の宅配便企業は賃金の引き上げ、交通費補助などの措置を通して、従業員の職場復帰を促し、宅配便業務の常態的運営を取り戻した。業界では1日あたりの平均処理量が億単位の件数に戻り、予想では3月の宅配便業務量は39.4億件と、前年同期比で30%増となる。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2018年3月13日