「工業インターネットは、一般的な改革ではなく革命だ。製造業などの実体経済に及ぼす影響は、天地をひっくり返すものになるだろう」。樹根互聯総経理の賀東東氏は、これまでに影響が比較的大きかった「ネットワーク接続」が3度あったと話す。「1度目は、PCネットワーク接続で、社会の情報方式と企業の商業モデルを変え、新浪、網易、雅虎などの大手企業を生み出した。2度目は、モバイルネットワーク接続で、携帯電話をベースに人々のコミュニケーションと生活方式を変え、微信、滴滴などの大手企業が生まれた。そして、工業インターネットは3度目のネットワーク接続として、物理世界全てのものをネットワーク接続し、生産方式と資源配分方式を変える」。
さらに、工業インターネットを通すだけで実体経済とインターネットがつながり、実体経済のデジタル化が実現すると説明。人工知能、量子通信などの新技術、新業態が全て融合し、実体経済により効率的なサービスとサポートが提供されるとしている。