張副院長は、西部大開発の開放にはソフトとハードの両面が含まれると指摘。まずはハード面の開放から先に進め、インフラ整備の推進強化により、地域的な開放を拡大させるべきだと述べた。
「広大な西部には沿岸部のような地の利はないため、インフラ整備の継続的な推進強化がより必要となる。自身の地の利を生かして、「一帯一路」の機会を捉え対外開放を拡大し、全面的に地元と国内外の関連産業との連携を密にするべきだ」としている。
一方、ソフト面の開放については、思想の解放、概念の転換を継続し、開放的で包容性のある、創造的な環境づくりが必要だと指摘。貴州省ではビッグデータ産業が発展し、重慶市ではオフショア金融決済センターが建設されるなど、いずれも従来型産業の発展という考え方を打ち破った結果だと評価した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2018年3月14日