3月15日に、中国家電サービス保守協会が開いた消費者利益保護大会で、同協会副主席の李杉林氏が、2020年までに中国の家電サービス業の売上高が1兆元を超えることになるとの見通しを示した。
家電サービス業は単純な修理から、修理と保守サービスの総合運営モデルへと発展してきた。2010年以来、第二次産業の製造業・加工工業のアフターサービスは、第三次産業のサービス業、現代サービス業・ハイレベルサービス業に脱皮し、家電サービス業という新たな業態が確立した。
2017年の中国の家電取り付け・修理・訪問サービス・部品サービスの四項目のサービス収入で2600億元に達し、洗浄・延命保守・トータルソリューションなどの新サービスの収入は2800億元以上に達した。
一方で、中国家電サービス保守協会のデータサービス管理センター主任の馬雄鷹氏によれば、向こう2-3年に家電サービス業の直面する新らしい形勢が注目に値する。家電市場総体規模は急激に縮小し、2020年には8000億-9400億元まで下降する。テレビが真っ先にその影響を受ける。テレビの販売はすでに三年連続でマイナス成長を続けている。「家電の中心」という伝統的地位が覆りつつある。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2018年3月16日