「クリーンエネルギーの利用促進はコンセンサスになっているものの、まだまだ時間がかかる。まず、中国の化石エネルギーの確認埋蔵量のうち、石炭は94%以上を占めるのに対し、石油と天然ガスは6%程度にすぎない。2つとも海外に大きく依存しており、品種の違いによる使用の差を考慮しなければ、消費コストは石炭より高くつく。それに、風力発電や太陽光発電といった新エネルギーは安定性の向上を待たねばならいため、少なくとも短期間で石炭の代替が大きく進むことはないだろう」
張理事長はこう述べ、「石炭消費の割合を科学的かつ秩序立てて引き下げ、クリーンで効率的な石炭利用を促すことが必要だ」との認識を示した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2018年4月10日