参加者は、アジア各国のメディアがアジアの人々がつくる歴史と未来のダイナミックな物語を発掘し、語り、伝えることで、アジア文明の多様性を共同発展の強大な動力に変えるべきとの見解を示した。また、アジアのメディアが、異なる文明と発展モデルの交流と対話を促進するコミュニケーションの担い手となり、世界に共同建設・調和、共生・繁栄が進む新時代のアジアの様子を示さなければならないとしている。
アジアは長期にわたり、世界での発信力が大きく劣っていた。「アジアの音量」と「アジアの規模」がアンバランスな現実を改め、世界にアジアの真実、立体、全面を理解させることが、アジアのメディアが共同で起こすべき行動となった。参加者からは、アジアのメディアが協力深化とコンセンサス増進を図り、相互接続とイノベーション発展をしながら未来に向かうことが提起された。
中国の参加者は、アジアのメディアがイノベーション主導を強め、競争の新たな優位性を確立すべきと強調した。インターネットが人類の伝達方式をひっくり返し、新メディア技術が人類の伝達の歴史を塗り替えるなか、世界の新メディア発展の中心がアジアに移りつつあることが日増しにはっきりとしてきた。