近年、中国の輸入需要は急速に拡大し、国際貿易の繁栄に大きく寄与、世界経済のリバランスを効果的に促した。世界銀行の統計によると、2011—16年の中国の財貨・サービス輸入額が世界の輸入市場に占める割合は、8.4%から9.7%に1.3ポイント上昇した。一方で、米国、ユーロ圏、日本の3大先進国のシェアは0.4ポイント低下した。
2017年、中国の輸入は安定的に成長し、世界の貿易成長への寄与率が一段と向上した。WTOの統計によると、2017年1-10月の中国の輸入成長率(米ドルベース)は、米国、ドイツ、日本、世界全体の伸びをそれぞれ10.4ポイント、8.1ポイント、7.6ポイント、6.5ポイント上回った。1-9月の中国輸入成長率の世界成長率への寄与率は17%に達し、輸入額の世界シェアは10.2%に上昇した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2018年4月13日