アジア・メディアサミットが9日、中国海南省三亜市で開かれ、中国を含む32カ国のメディア59社が「一帯一路」ニュース協力聯盟の設立を共同で進めるコンセンサスをまとめ、宣言を発表した。
この「中国・海外メディア‘一帯一路’ニュース協力聯盟設立の共同推進に関する宣言」は、「一帯一路」建設による政策協議、施設相互接続、貿易円滑化、資金融通、民心疎通が深まるなか、「一帯一路」のニュースに関するメディア交流・協力を進める方針を明らかにした。「一帯一路」ニュースメディアの情報交換と資源共有を利便化するために、関連国国民の友好交際と文化交流を増進し、和平協力、開放・包括・相互学習、互恵・ウインウインを核とするシルクロード精神を持ちながら、共同議論、共同建設、共有を主旨に、相互尊重、平等・互恵、自主性を原則とする「一帯一路」ニュース協力聯盟の設立を共同で進め、メディアの互恵・協力とウインウインの発展を図る。
宣言の内容は以下の通り。
私たちは、加盟メディアの取材活動を支え、和平安定、協力・ウインウイン、成果共有、文明相互学習を図る「一帯一路」の物語を報じ、沿線国の国民へ発展振興と幸せな生活の夢を伝えることで、「一帯一路」の民心疎通を促進する。
私たちは、ニュース情報協力共有プラットフォームの構築を支え、ニュース著作権の尊重と保護をベースに、加盟メディアにコンテンツのアップロードとシェアサービスを無償で提供し、加盟メディアが直接、容易にコンテンツ協力を進め、紙面、チャンネル、報道などで協力することを後押しする。