人は一生の3分の1を睡眠にあてるが、生活リズムが速い昨今、多くの若者にとってよい睡眠は贅沢なことになっている。
ある研究データによると、中国の成人の不眠症の有病率は38.2%に達し、3億人以上の中国人が睡眠障害を抱える。また、1980年代生まれと90年代生まれは不眠症の主要層になっている。
3億人が睡眠障害抱える 「眠れない時間は辛い」
夜中12時半、瀟瀟さん(仮名)はベッドに横たわってミニブログを見ていた。外は静かだったが彼女は眠りにつけず、携帯電話で退屈な内容を見て眠ろうとしたが、どんどん目が覚めていった。
彼女は、このような状態になれば再び「眠れない夜」を過ごすことになるとわかっていた。
28歳の瀟瀟さんは北京のインターネット会社で勤務する。9時、10時まで残業することは彼女にとって日常茶飯事で、帰宅するのは11時頃で、その頃には眠くなくなっている。
世界保健機関の統計によると、世界の不眠症の有病率は27%に達する。
中国睡眠研究会が2016年に発表した睡眠調査結果では、中国の成人の不眠症の有病率は38.2%に達し、3億人以上の中国人が睡眠障害を抱え、しかもこの数字は年々増加している。
1980年代生まれと90年代生まれが不眠症の主要層に