中国国際貿易促進委員会が中小企業の輸出における技術的な貿易問題への対応を支援するため、商品検査認証コンサルティングと代行業務を開始する。
中国国際貿易促進委員会プロモーション交流センターの張国富主任は同日開かれた記者会見で、「近年、国外の規定をよく知らないために中国商品が輸出において先進国の技術的な貿易問題に直面することがよくあり、企業に反ダンピングや反補助金措置より大きな損失をもたらすこともある」と述べた。
公式データによると、2016年、中国の輸出企業の34.1%が技術的な貿易問題に直面し、直接的な損失額は約500億ドルだった。うち、電気・機械、化学品・鉱物・金属、木材・紙、紡績・靴・帽子の輸出が最も大きな影響を受けた。地域別で見ると、欧米に輸出する商品が最も技術的な問題に直面している。
張国富氏によると、中国国際貿易促進委員会の商品検査認証代行業務は企業の輸出先の最新情報の迅速な入手、必要な検査認証の合規性手続き、技術的な問題と貿易摩擦への対応を支援し、輸出増加を促進することが狙い。