中国の国家統計局が17日に発表した第1四半期経済データによると、第1四半期の国民経済は安定しつつ好転という発展の流れを維持し、モデルチェンジとアップグレードが着実に推進され、質と効果が高まり続けた。経済は幸先の良いスタートを切った。初歩的な計算によると、第1四半期の国内総生産(GDP)は19兆8783億元で、不変価格で計算すると前年同期比6.8%増となった。産業別に見ると、第一次産業付加価値額は3.2%増の8904億元、第二次産業付加価値額は6.3%増の7兆7451億元、第三次産業付加価値額は7.5%増の11兆2428億元。
全国の一定規模以上の工業企業の付加価値額は第1四半期に前年同期比6.8%増となり、伸び率は1−2月より0.4ポイント減速し、前年同期と横ばいとなった。3大業界を見ると、採鉱業付加価値額は0.9%増、製造業は7.0%増、電力・熱力・ガス・水生産及び供給業は10.8%増。
新業界・新製品が急成長している。ハイテク産業付加価値額は前年同期比11.9%増で、一定規模以上の工業企業を5.1ポイント上回った。設備製造業は8.8%増で、2.0ポイント上回った。集積回路の生産量は15.2%増、新エネ車は139.4%増、産業用ロボットは29.6%増。