国家統計局国民経済核算司の董礼華・司長はこのほど、「穏やかな成長を見せた第1四半期の中国経済」と題する文章を発表した。これによると、2018年第1四半期(1-3月)、国民経済は引き続き穏やかな成長をみせ、経済構造のモデルチェンジ・アップグレードも継続して進められ、良好な局面を呈した。同時期の宿泊・飲食業が顕著な成長ぶりを示し、国民経済を活性化する大きな力となった点は特に注目に値する。人民網が伝えた。
国家統計局の統計データによると、中国における宿泊・飲食業の第1四半期成長率は7.1%に達し、GDP成長率を上回り、ソフトウェア・情報技術サービス業、賃貸・ビジネスサービス業、交通運輸業、倉庫業、郵政業と並び、国民経済の活性化における原動力の一つとなった。
国民経済業界の分類によると、宿泊・飲食業には、宿泊業と飲食業の2種類が含まれる。宿泊業とは、有償で顧客に宿泊施設を一時的に提供するサービス活動を指し、長期滞在施設の提供は含まれない。具体的には、観光ホテル、一般ホテル、その他宿泊サービス業が含まれる。また、飲食業とは、固定の場所で、食物をその場で調理・加工し、顧客に販売するサービス活動を指し、顧客は主にその場で食品を消費する。飲食業には、正餐サービス、ファストフードサービス、飲料・コールド飲料サービス、その他飲食サービスが含まれる。(編集KM)
「人民網日本語版」2018年4月21日