外交部の華春瑩報道官は20日、北京で開かれた定例記者会見で、中米間の貿易摩擦問題について述べ、「貿易不均衡の問題は当然解決すべきではあるが、その原因の特定を誤って、処方を間違ってはいけない。開放と協力を行うことでこそ、道は大きく開ける」と強調しました。
華報道官はその中で、「中米間の貿易摩擦は、多角主義と単独主義の戦いであり、グローバルな自由貿易と保護主義との戦いである」と述べ、国際社会は自由貿易に基づく多角的貿易体制を守り、世界経済と国際貿易の持続的回復に共に取り組むべきだと呼びかけました。
「中国国際放送局日本語版」2018年4月21日