日本メディアは先般、世界の半導体市場における中国の取組みが目立っていると指摘した。半導体の国産化を強力に推進する中国はすでに全面的な設備投資をスタートさせた。
『日本経済新聞』4月24日の報道によれば、中国は早くて2018年末に最先端製品NANDフラッシュチップを市場に供給し始める。かつて、液晶パネルなど多くの製品で現れた供給過剰現象が半導体分野でも起きる可能性が増大している。
「二、三年前は、われわれは(中国企業)が順調に推進できることを信じなかった。しかし、今は感じが違う」日本の大型半導体メーカー、エドミリオンテスト(Advantest Corporation)の販売責任者は驚きを隠せない面持ちで語った。
中国の半導体大手の紫光集団所属の長江メモリ科技公司が湖北省武漢市で実施しているNANDフラッシュチップ量産プロジェクトについて、エドミリオンテストの販売責任者は、「2018年末から2019年には急速に量産を実現すると見込まれる」と述べている。