中国のWTOへの米鉄鋼・アルミニウム追加関税提訴、EUも紛争解決手続きに参加へ

中国のWTOへの米鉄鋼・アルミニウム追加関税提訴、EUも紛争解決手続きに参加へ。

タグ:米鉄鋼・アルミニウム関税提訴

発信時間:2018-04-26 15:03:03 | チャイナネット | 編集者にメールを送る


 トランプ米大統領は3月8日、鉄鋼とアルミニウムの輸入増加が「国家の安全保障の脅威」になるとし、鉄鋼に25%、アルミに10%の関税を適用すると発表した。米国は3月22日、EU、アルゼンチン、オーストラリア、ブラジル、カナダ、メキシコなどを5月1日まで適用除外にすると発表した。韓国は無期限に免除されており、欧州委員会は無条件での永久免除を求めていた。


 欧州委員会のマルムストロム委員(通商担当)は、米国がEUを永久免除の対象としない場合、EUは2つの報復措置で応じる用意があると表明した。第1の措置は、米国からEUに対するスイートコーン、穀物、タバコ、オートバイ、靴などの輸出に年間約28億ユーロ(35億米ドル相当)の関税を課す。第2の措置は、EUがトランプ政権をWTOに提訴する、というものだ。

  

 マルムストロム委員は、「米国がEUを無条件で永久免除の対象としない限り、EUは米国と経済貿易問題について協議しない」としている。


 「中国網日本語版(チャイナネット)」2018年4月26日




<  1  2  


TwitterFacebookを加えれば、チャイナネットと交流することができます。
中国網アプリをダウンロード

日本人フルタイムスタッフ募集    中国人編集者募集
「中国網日本語版(チャイナネット)」の記事の無断転用を禁じます。問い合わせはzy@china.org.cnまで