日産自動車の中国法人、日産(中国)投資公司は先ごろ、中国での4月新車販売台数が前年同期比18.9%増の12万5219台だったと発表した。うち東風日産乗用車公司と東風啓辰汽車公司は合計で19.7%増の10万3130台。
車種別で、「軒逸(シルフィ)」は33.9%増の3万6471台、SUVの「奇駿(エクストレイル)」は32.9%増の1万5576台、セダンの「天籟(ティアナ)」は1.3%増の9856台、SUVの「楼蘭(ムラーノ)」は40.1%増の2584台。一方、SUVの「逍客(キャシュカイ)」は7.7%減の1万2473台だった。4月12日発売の新型SUV「途達(テラ)」は2週間で約1600台を受注した。
商用車では、東風汽車股份公司と鄭州日産汽車公司の合計が18.2%増の1万8583台に上った。
全体の1-4月累計販売台数は9.9%増の46万1350台だった。うち東風日産と東風啓辰は合計で10.2%増の38万6217台、商用車は13.3%増の6万3257台。東風日産と東風啓辰は4月単月と1-4月累計の販売台数が過去最高となった。
日産(中国)投資公司は今年の中国市場での目標販売台数を160万台と定めている。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2018年5月8日