中国政府が輸入拡大に政策支援 食品・薬品などの関税がさらに低下へ

中国政府が輸入拡大に政策支援 食品・薬品などの関税がさらに低下へ。

タグ:中国輸入拡大

発信時間:2018-05-07 14:16:51 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

 『経済参考報』は先ごろ、中国商務部などの政府関連部門が輸入拡大につながる政策措置の研究に取り組んでおり、輸入拡大の関連政策が相次いで発表されるとの見通しを伝えた。

 

 今年の政府活動報告で輸入を拡大する方針が打ち出され、博鰲(ボアオ)・アジアフォーラムでも中国が自主的に輸入を拡大するサインが示された。中国は、自動車の輸入関税を大幅に引き下げると同時に、その他製品の輸入関税も一部引き下げ、国民の需要が比較的集中する製品の輸入増に努め、世界貿易機関(WTO)「政府調達協定」への加入を加速する。

 

 抗がん剤ゼロ関税が今年の輸入拡大「第一砲」を打ち鳴らした。中国は今年5月1日付で、抗がん剤を含む薬品28品目の輸入関税を撤廃し、革新的な薬品の輸入奨励を開始した。業界専門家は、輸入ゼロ関税に加え、増値税の負担減、政府集中調達などの措置を総合的に踏まえると、輸入抗がん剤の価格が少なくとも20%下がると試算した。

 

 「商務部は現在、関連部門と輸入拡大につながる政策措置の研究に取り組んでいる」。商務部報道官の高峰氏は先ごろ、輸入製品全体の税率水準をさらに引き下げる方針を示した。自動車や一部日用消費財の輸入関税を引き下げ、国民の需要が比較的集中する製品の輸入増に努め、貿易利便化の関連措置を講じることで、初の中国国際輸入博覧会を全力で成功させる。

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