中国共産党中央政治局委員でもある劉鶴副総理は、3日から4日にかけて、米大統領の特使を務めるムニューシン財務長官が率いる代表団と、両国の貿易問題について率直で実りのある話し合いを行いました。
双方は、健全で安定した貿易関係を発展させることは両国にとって極めて重要であり、対話や交渉を通じて問題解決に取り組むべきだとの見解で一致しました。
双方はまた、米国の中国への輸出拡大や、両国間のサービス貿易、双方向の投資、知的財産権の保護、関税や非関税措置といった問題について意見を交換し、一部の分野で合意に達しました。一方、意見が大きく異なる問題については、さらなる進展を遂げるよう努力すべきだとの認識に至りました。これらの問題について緊密な意思疎通を続け、業務体制を確立することで合意した。
「中国国際放送局日本語版」2018年5月6日