自動販売機が中国都市部で人気

自動販売機が中国都市部で人気。 ニューリテールがブームとなる中、「無人」の新興事業が次々と登場し、セルフショッピング、インスタントサービス、モバイル決済などを特徴とした自動販売機が増えている…

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発信時間:2018-05-05 09:26:31 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

   ニューリテールがブームとなる中、「無人」の新興事業が次々と登場し、セルフショッピング、インスタントサービス、モバイル決済などを特徴とした自動販売機が増えている。専門家は、自動販売機が中国で急発展の時期を迎えていると話す。

 

 スマート・ピザ販売機はわずか3分半で小麦粉から熱々のピザになり、スマート・コーヒー販売機は温度、ミルクと砂糖の量を調節でき、スマート・オレンジジュース販売機はわずか1分で皮と果肉を分けてフレッシュジュースを作る。消費者は端末で操作し、おいしいものをすぐに味わうことができる。記者はこのほど、上海の「便麗猫スマート・リテール空間」を訪れ、そのような光景を目にした。

 

 便麗猫の共同創始者の黄建栄氏は記者に対し、「便麗猫は北京、上海、広州、深センなどの都市にスマートリテール集合店を24店開設している。これらのスマートリテール空間では様々な食べ物をセルフ購入できる。今後、便麗猫はより多くのビジネス、ターミナル、住宅街にスマートリテールとデジタル化技術を導入し、小売業の人・商品・場所の全産業チェーンを再構築する」と述べた。

 

 各新興企業のほか、アリババ、京東などのEC企業も無人販売分野に力を入れている。天猫は今年初め、2018年にニューリテールのモデル転換を全面推進し、各ビジネス圏に自動販売機などの革新的製品を設置すると発表した。また、京東到家傘下のスマートラック「京東到家Go」は北京、上海、広州、深センを含む全国10都市以上の約1万カ所に設置されている。

 

 インターネット時代、自動販売機は若い消費者から特に受け入れられている。WeChatPayが発表した『モバイル決済時代の無人リテール業報告』によると、一線都市のカバー率は高く、1990年代は無人ラックの主な消費層で、95年以降生まれは自動販売機の消費を牽引している。全年齢層を見ても、自動販売機の消費者は有人のコンビニエンスストアの次に多い。



「中国網日本語版(チャイナネット)」 2018年5月5日

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