中国人民銀行(中央銀行)が7日に公表した統計によると、今年4月末時点での中国の外貨準備高は3兆1249億ドル(1ドルは約109円)と、3月末と比べて180億ドル減少し、0.57%減となった。新華社が報じた。
中国外匯(為替)局の関連の責任者によると、4月、中国のクロスボーダー資金の運営は安定しており、為替市場は引き続き需要と供給のバランスが取れた状態だった。国際金融市場のドル指数は2%以上上昇し、主な非ドル通貨は対ドルで下落傾向だったほか、資産価格が押し目となるなど、さまざまな要素が重なり、為替準備高がやや減少した。(編集KN)
「人民網日本語版」2018年5月8日