劉暁明氏は、中国と欧州の産業界が共同で、開放された国際貿易体系を維持することに期待を示した。中国と英国は、経済グローバル化の維持者、貿易自由化の実践者、多国間貿易体系の支持者だ。歴史をみると、経済グローバル化は不可逆で、保護主義は大衆の支持を得られない。現在の情勢下で中国と英国は、経済グローバル化を支持し、保護貿易主義に反対しており、グローバル経済ガバナンス体系改革などの重大な問題において多くのコンセンサスを増やしている。両国は、大国の責任を担って開放の旗印を掲げ、各種の保護貿易主義に反対し、グローバル貿易・投資の自由化と簡便化を進め、多国間貿易メカニズムを維持し、開放型世界経済を共同で構築しなければならない。
中国と英国の金融サービス分野の高い相互補完性について劉暁明氏は、今後も中国市場の開放が続き、特に金融サービス業の開放が加速する見通しを示し、ロンドンに拠点を置く国際投資家が、中国との協力の潜在力を持続的に掘り起こし、金融協力の優れた点を多く確立することを望むと話した。