中国財政部が24日発表した2018年1ー4月の国有企業・国有持株会社全体の売上高は前年同期比9.7%増の17兆5002億5000万元、税引き前利益は18.4%増の1兆54億9000万元だった。
売上高の内訳は、中央政府直属の中央企業が9.5%増の10兆2951億7000万元、地方国有企業が10.1%増の7兆2050億8000万元。税引き前利益の内訳は、中央企業が19.1%増の6929億4000万元、地方国有企業が16.9%増の3125億5000万元だった。
国有企業全体の資産、負債、所有者権益についても明らかにした。4月末時点の国有企業全体の資産総額は前年同期比9.9%増の166兆8117億2000万元、負債総額は9.2%増の108兆4842億9000万元、所有者権益は合わせて11.1%増の58兆3274億3000万元だった。
内訳をみると、中央企業の資産総額は7.3%増の76兆7191億5000万元、負債総額は6.6%増の51兆9994億1000万元、所有者権益は8.7%増の24兆7197億4000万元だった。